イケメン転校生に恋をした

 
「えー、今日は転校生を紹介する」

翌日。ホームルームの最初に先生がそう言った。
 また転校生? 頻繁に来すぎじゃない?
 だって大翔君が来てから一月もたっていないわけだし。

「山田優希ちゃんだ」

 そう、先生が紹介した途端、大翔君の視線は山田さんに向いた。
 え? ちょっとまさか。
 大翔君の知り合いだったりする?

「優希?」

 もしかして……。私の予想が正しければ……
 
「うん。大翔と一緒に遊んでいた優希だよ」
「優希!!」

 
 しまったかもしれない。
 告白のタイミングを逃しているうちにまさかの幼馴染?
 私の大翔君が、私だけの物じゃなくなってしまうかも。

「優希、お前男じゃなくて女だったのか?」

 え?
 どういうこと?

「そうだよ。あの時大翔が急に引っ越したからビッくりしたじゃないか」

 もしかしてこれ、私やばい?
 最大のライバル登場だよ。
 どうしよう。このままじゃ、大翔君の第一の親友の位が脅かされてしまう。

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