イケメン転校生に恋をした


 そして私たちは映画館に向かう。
 店でひとまずポップコーンを買う。
 当初は三人でそれぞれポップコーンを買えばいいかなと思っていたのだが、



 「僕一人でポップコーン食べるよ。ドリンクいらないし」


 そう優希が能天気に言う。


 「なら俺と花でペアセットを分けるか?」
 「え?」
 「だって、その方が安いし」


 嘘。いいの?
 二人でペアセットを食べるなんてカップルみたいじゃん。最高すぎる!!!


 優希に本当に感謝だよ。


 「したい!!」

 私は、大翔君にそう、笑顔で言った。


 「分かった」


 快諾してくれる大翔君。
 そして私たちはポップコーンを二人でわけることになった。

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