クールなイケメン御曹司が私だけに優しい理由~隣人は「溺愛」という「愛」を教えてくれる~
「拓弥。あなたも知らなかったでしょ? このペンダントはね。元々、あなたのおじい様がおばあ様にプレゼントしたものなの。結婚式のその日にね」
「えっ……」
「そうだったんだ……」
拓弥さんも、このことを知らなかったんだ。
「おじい様は宝石を10個集め、9個はパークに隠して『ニケストーン』としたの。遊び心があるおじい様は、1個は絶対に見つからないようにするために、ペンダントにしておばあ様にプレゼントしたのよ」
「それは……どうして?」
「それはだって……きっと『フレンド』のみんなにいつまでも夢から醒めてほしくなかったからじゃないかしら。全て見つかってしまったら、何だか寂しいじゃない。謎は謎のままの方がワクワクするんだと思うわ」
「……私、わかります。あと1個を探すために何度も『ハピプレ』を訪れたくなりましたし、探すことが楽しくて、つい夢中になって。でも、なぜか、見つからなくてもいいような気もしてました。というか、見つかってほしくなかったのかも知れません」
「ニケストーン」は、「フレンド」が夢から醒めないでいるための、おじい様なりの素敵な演出だったんだ――
「えっ……」
「そうだったんだ……」
拓弥さんも、このことを知らなかったんだ。
「おじい様は宝石を10個集め、9個はパークに隠して『ニケストーン』としたの。遊び心があるおじい様は、1個は絶対に見つからないようにするために、ペンダントにしておばあ様にプレゼントしたのよ」
「それは……どうして?」
「それはだって……きっと『フレンド』のみんなにいつまでも夢から醒めてほしくなかったからじゃないかしら。全て見つかってしまったら、何だか寂しいじゃない。謎は謎のままの方がワクワクするんだと思うわ」
「……私、わかります。あと1個を探すために何度も『ハピプレ』を訪れたくなりましたし、探すことが楽しくて、つい夢中になって。でも、なぜか、見つからなくてもいいような気もしてました。というか、見つかってほしくなかったのかも知れません」
「ニケストーン」は、「フレンド」が夢から醒めないでいるための、おじい様なりの素敵な演出だったんだ――