クールなイケメン御曹司が私だけに優しい理由~隣人は「溺愛」という「愛」を教えてくれる~
【after story】太一の憧れの人
「太一、本当におめでとう。素敵な彼女と結婚できて、おばあちゃんはとっても嬉しい。涙が出るよ」
「ありがとう、おばあちゃん。おじいちゃんも。お母さんもお父さんも……みんな、本当にありがとう」
「すごいな、太一。『ハピプレ』で結婚式をするために頑張ってお金を貯めてたんだもんな。偉いよ、本当」
「私達の時は、拓弥さんにずいぶん助けてもらったもんね」
「真穂、それは言わないでくれ~」
相変わらずいつまでも仲良しの両親。
僕は、あの結婚式を見た時から決めていた。
いつか、大切な人と必ずここで式を挙げるって。
お父さんとお母さんみたいになりたかったんだ。
2人は僕の自慢の両親だから。
実を言うと、拓弥兄ちゃんに僕も……
でも、それは秘密。
これからの人生で、困った時のために貯金しなさいって、あと、さらに結婚祝いもびっくりするくらいいただいた。
うちのお父さんが「最高の男」だって、ずっと褒め称えている桐生 拓弥は、僕の憧れでもある。
大人になるまで、今までいろんなアドバイスをもらってきた。
「ありがとう、おばあちゃん。おじいちゃんも。お母さんもお父さんも……みんな、本当にありがとう」
「すごいな、太一。『ハピプレ』で結婚式をするために頑張ってお金を貯めてたんだもんな。偉いよ、本当」
「私達の時は、拓弥さんにずいぶん助けてもらったもんね」
「真穂、それは言わないでくれ~」
相変わらずいつまでも仲良しの両親。
僕は、あの結婚式を見た時から決めていた。
いつか、大切な人と必ずここで式を挙げるって。
お父さんとお母さんみたいになりたかったんだ。
2人は僕の自慢の両親だから。
実を言うと、拓弥兄ちゃんに僕も……
でも、それは秘密。
これからの人生で、困った時のために貯金しなさいって、あと、さらに結婚祝いもびっくりするくらいいただいた。
うちのお父さんが「最高の男」だって、ずっと褒め称えている桐生 拓弥は、僕の憧れでもある。
大人になるまで、今までいろんなアドバイスをもらってきた。