その時はきっと 星空がきれい
「でも今日は瞬くんがいて、素敵な時間を過ごせた。ありがとう!」
「いえ、僕こそありがとうございます。僕もすごく素敵な時間を過ごせました」
「よかった、また一緒に本読もうね!じゃあ私お家ここだから。送ってくれてありがとう!」
そう星那さんが言った場所は僕の家でもあった。
「え、ここですか」
「?そうだよ」
「僕もです」
「え?」
「僕ここの402号室です」
「本当?私502号室だよ、すごい偶然だね!」
「ずっと近くにいたんですね」
「あの日、本を取ってくれた男の子がまさか下の部屋に住んでたなんて、驚いた!」
そう楽しそうに言う星那さんを僕は好きになって良かったと心から思った。
「じゃあ星那さん、おやすみなさい」
「うん、おやすみなさい」