【受賞】ブルーガーネットな恋 ~エリート上司は激愛を隠して部下に近づく~
「じゃあ俺の独断で。このワンピースが一番似合ってると思うよ――これにします、着て帰りますから」
京吾は店員に言い、お会計を、とカードを渡した。
「ダメですよ」
慌てて止める柚花に、京吾は余裕の笑みを見せた。
「男に恥をかかせたいなら買うのやめるけど」
脅迫のような言葉は、彼の笑みと相まってなおさら柚花に圧力をかけた。
「……わかりました」
柚花は観念した。今日は出してもらって、後日お返ししよう、と思った。
しかし、試着のときにこっそり確認したが、服には値札がなかった。いったいいいくらなのだろう。彼が値段を教えてくれるとも思えない。
着てきた服を紙袋に入れてもらい、柚花は店を出る。
「代金、お返ししますから」
「……じゃあ体で返してもらおうかな」
「え!?」
「冗談。君は素直に驚いてくれるから楽しいな」
ふふっと笑う彼に、柚花はがくりと肩を落とす。
彼にはまったく、振り回されてばかりだ。
「せっかく服を買ったんだから、少し付き合ってくれ」
「どこへ?」
京吾は店員に言い、お会計を、とカードを渡した。
「ダメですよ」
慌てて止める柚花に、京吾は余裕の笑みを見せた。
「男に恥をかかせたいなら買うのやめるけど」
脅迫のような言葉は、彼の笑みと相まってなおさら柚花に圧力をかけた。
「……わかりました」
柚花は観念した。今日は出してもらって、後日お返ししよう、と思った。
しかし、試着のときにこっそり確認したが、服には値札がなかった。いったいいいくらなのだろう。彼が値段を教えてくれるとも思えない。
着てきた服を紙袋に入れてもらい、柚花は店を出る。
「代金、お返ししますから」
「……じゃあ体で返してもらおうかな」
「え!?」
「冗談。君は素直に驚いてくれるから楽しいな」
ふふっと笑う彼に、柚花はがくりと肩を落とす。
彼にはまったく、振り回されてばかりだ。
「せっかく服を買ったんだから、少し付き合ってくれ」
「どこへ?」