警察の極上プロファイラーが実験と称して私を溺愛してくる
「こいつの電話番号は登録されているか?」
「一応、上司なので……」
「借りるぞ」
真玄は彼女からスマホを受け取ると、浦岡の名前を探して電話をかけた。
着信音は近くからは聞こえなかった。
電話が繋がると、真玄は言う。
「浦岡哲矢だな」
『なんで俺の名前を!』
「今、彼女にメッセージを送ったな?」
『だったらなんだって言うんだ!』
「俺は警察官だ。このメッセージにより、警告を無視して彼女に接近したと判断し、ストーカー規制法に基づいて警察から禁止命令を出す。彼女にメールや電話、会いに来るなど彼女への一切の接触を禁じる。禁止命令に違反してストーカー行為をした場合、二年以下の懲役または二百万円以下の罰金。ストーカー行為ではなくても命令に違反したら六カ月以下の懲役または罰金五十万円だ」
禁止命令は本来、加害者とされる人物の聴聞も行われて文書で発令されるのだが、緊急時には口頭で伝えることもある。
『ふざけるな、なんの権限があって!』
「警察だからだ。それから、彼女は俺とつきあうことになった。お前がつけいる隙はない」
あっけにとられた小夜歌に、真玄は口に指を当ててしゃべらないようにジェスチャーする。
『そんなわけないだろ、その女は俺のことが好きなんだ! 仕事帰りには駅までデートだってしたんだぞ! 毎日だ!』
漏れ聞こえた内容に小夜歌は絶句した。浦岡の中では尾行がデートになっているなんて。
「一応、上司なので……」
「借りるぞ」
真玄は彼女からスマホを受け取ると、浦岡の名前を探して電話をかけた。
着信音は近くからは聞こえなかった。
電話が繋がると、真玄は言う。
「浦岡哲矢だな」
『なんで俺の名前を!』
「今、彼女にメッセージを送ったな?」
『だったらなんだって言うんだ!』
「俺は警察官だ。このメッセージにより、警告を無視して彼女に接近したと判断し、ストーカー規制法に基づいて警察から禁止命令を出す。彼女にメールや電話、会いに来るなど彼女への一切の接触を禁じる。禁止命令に違反してストーカー行為をした場合、二年以下の懲役または二百万円以下の罰金。ストーカー行為ではなくても命令に違反したら六カ月以下の懲役または罰金五十万円だ」
禁止命令は本来、加害者とされる人物の聴聞も行われて文書で発令されるのだが、緊急時には口頭で伝えることもある。
『ふざけるな、なんの権限があって!』
「警察だからだ。それから、彼女は俺とつきあうことになった。お前がつけいる隙はない」
あっけにとられた小夜歌に、真玄は口に指を当ててしゃべらないようにジェスチャーする。
『そんなわけないだろ、その女は俺のことが好きなんだ! 仕事帰りには駅までデートだってしたんだぞ! 毎日だ!』
漏れ聞こえた内容に小夜歌は絶句した。浦岡の中では尾行がデートになっているなんて。