警察の極上プロファイラーが実験と称して私を溺愛してくる
「それはデートではないし、彼女がお前を好きだったことは一瞬たりともない。もうあきらめろ、二度と連絡するな。後日に警察による意見の聴取があるから主張はそこで言え」
言い置いて、彼は電話を切る。
「……こちらに来る様子はないな」
呟く彼を、小夜歌は不安に見上げる。
「電話は着信拒否しろ、公衆電話も拒否だ。メッセージはブロックせずに迷惑フォルダにわけておいてくれ。証拠をつかむためだ」
「……わかりました」
小夜歌はすぐにその操作をした。今までは怖くて着信拒否などできなかった。
「彼はどちらかというと無秩序型だと推測する」
「無秩序型?」
「もとは殺人事件の分析のために考案されたもので、ざっくりいうと、秩序型は頭のいい犯罪者、無秩序型は頭のよくない犯罪者、ということだ。両者の特徴を持つ混合型もある」
「ざっくりしすぎのような……」
「無秩序型は外見に無頓着で社会的能力が低く、一人暮らしまたは両親と同居という傾向がある」
それでか、と小夜歌は気がついた。最初、彼は浦岡の外見や家族構成まで聞いて来ていた。
「多少は知恵を回しているようだが、衝動的に次の犯行を犯すだろう。やはり君はうちに来るべきだ」
真玄の言葉に、小夜歌は無言で頷いた。
彼女が荷造りする間、彼は小夜歌からビニール袋とビニール手袋を貰い、吸い殻をすべて回収した。自転車のサドルを抜いて別のビニール袋に入れる。証拠として保管するためだ。
小夜歌は旅行バッグに当座の荷物を詰め込み、玄関を出る。
言い置いて、彼は電話を切る。
「……こちらに来る様子はないな」
呟く彼を、小夜歌は不安に見上げる。
「電話は着信拒否しろ、公衆電話も拒否だ。メッセージはブロックせずに迷惑フォルダにわけておいてくれ。証拠をつかむためだ」
「……わかりました」
小夜歌はすぐにその操作をした。今までは怖くて着信拒否などできなかった。
「彼はどちらかというと無秩序型だと推測する」
「無秩序型?」
「もとは殺人事件の分析のために考案されたもので、ざっくりいうと、秩序型は頭のいい犯罪者、無秩序型は頭のよくない犯罪者、ということだ。両者の特徴を持つ混合型もある」
「ざっくりしすぎのような……」
「無秩序型は外見に無頓着で社会的能力が低く、一人暮らしまたは両親と同居という傾向がある」
それでか、と小夜歌は気がついた。最初、彼は浦岡の外見や家族構成まで聞いて来ていた。
「多少は知恵を回しているようだが、衝動的に次の犯行を犯すだろう。やはり君はうちに来るべきだ」
真玄の言葉に、小夜歌は無言で頷いた。
彼女が荷造りする間、彼は小夜歌からビニール袋とビニール手袋を貰い、吸い殻をすべて回収した。自転車のサドルを抜いて別のビニール袋に入れる。証拠として保管するためだ。
小夜歌は旅行バッグに当座の荷物を詰め込み、玄関を出る。