警察の極上プロファイラーが実験と称して私を溺愛してくる
スマホが鳴って、彼女はビクッと震えた。
おずおずと見ると、真玄の名前が表示されていて、ほっとしてメッセージを見る。
『悪いが着替えを持って来てくれないか』
ドラマでたまに見るやつ、と小夜歌は目を輝かせた。彼が自分を頼ってくれたことが嬉しくなる。
『わかった。どこにあるのか教えて』
返事をすると、彼の部屋の中のスーツやシャツなどの場所が記されたメッセージが来る。最後に、必ずタクシーで来ること、と書かれていた。
タクシーなんてお金がかかるのに。
着信拒否しているから浦岡から電話は来ないし、メッセージも迷惑フォルダに入るようになっているので見ていない。真玄がかわりに迷惑フォルダを確認してくれたことがあるが、浦岡からのメッセージはなかったと言っていた。小夜歌はそれが彼女を気遣っての嘘であることに気づいていない。
すぐ隣にあるスーパーには行っているが、当然ながら浦岡には一度も遭遇していない。
警察からは浦岡に禁止命令を出されたし、これに違反すると警察が本格的に動くことになる。浦岡もさすがにあきらめたのだろう。
小夜歌は収納から紙袋を出して、彼のために着替えを詰め込んだ。
県警に行くくらい大丈夫、今なら働いてる時間だし、この場所はバレてないんだし。
そう思って電車で県警本部に行き、ロビーの受付で真玄に呼ばれたと告げる。
少し待たされて、ロビーに取りに来た彼を見て驚いた。
スーツはへたれているし、ネクタイをはずしたシャツはボタンを一つはずしていて、髪はぼさっとしている。心なしか眼鏡までくたびれて見える。怜悧な印象は消え、借金の取り立てでもしていそうな凶悪な雰囲気が漂っていた。
おずおずと見ると、真玄の名前が表示されていて、ほっとしてメッセージを見る。
『悪いが着替えを持って来てくれないか』
ドラマでたまに見るやつ、と小夜歌は目を輝かせた。彼が自分を頼ってくれたことが嬉しくなる。
『わかった。どこにあるのか教えて』
返事をすると、彼の部屋の中のスーツやシャツなどの場所が記されたメッセージが来る。最後に、必ずタクシーで来ること、と書かれていた。
タクシーなんてお金がかかるのに。
着信拒否しているから浦岡から電話は来ないし、メッセージも迷惑フォルダに入るようになっているので見ていない。真玄がかわりに迷惑フォルダを確認してくれたことがあるが、浦岡からのメッセージはなかったと言っていた。小夜歌はそれが彼女を気遣っての嘘であることに気づいていない。
すぐ隣にあるスーパーには行っているが、当然ながら浦岡には一度も遭遇していない。
警察からは浦岡に禁止命令を出されたし、これに違反すると警察が本格的に動くことになる。浦岡もさすがにあきらめたのだろう。
小夜歌は収納から紙袋を出して、彼のために着替えを詰め込んだ。
県警に行くくらい大丈夫、今なら働いてる時間だし、この場所はバレてないんだし。
そう思って電車で県警本部に行き、ロビーの受付で真玄に呼ばれたと告げる。
少し待たされて、ロビーに取りに来た彼を見て驚いた。
スーツはへたれているし、ネクタイをはずしたシャツはボタンを一つはずしていて、髪はぼさっとしている。心なしか眼鏡までくたびれて見える。怜悧な印象は消え、借金の取り立てでもしていそうな凶悪な雰囲気が漂っていた。