ロマンスに心酔



無意識ににまにましていたようで、せんぱいに頬を軽く摘まれた。


「つくっとくから風呂入ってきな」


「いいんですか!」


「ん、ゆっくりしといで」


「ありがとうございます」


お言葉に甘えて早速お風呂をいただく。

ゆったりと堪能して上がってきたら、リビングがとってもいい匂いに包まれていた。


「カレーですね⋯⋯!?」


「おー、おかえり。カレーです」


「めっちゃいい匂いします⋯⋯!」


「よかった。おれも入ってくる」


「いってらっしゃいです!ごはんよそっときますね〜」


「ありがとう、よろしく」


大きなお皿に炊きたての白米をよそって、熱々のカレーをたくさん盛る。

ビジュアル大優勝だ。

ふたりぶん用意し、冷蔵庫に入れてあったサラダも出してテーブルに並べる。

せんぱいはお風呂がとってもはやくて、準備が終わる頃にはもう上がってきていた。


「おかえりなさい!はやいですねえ」


「はやく食べたくて。準備ありがと」


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