ロマンスに心酔
ぽつぽつとお話しながら、あっという間に食べ終わる。
ごちそうさまをして、お皿を食洗機に投入。
スイッチを押して、歯を磨いた。
「⋯⋯前の部屋で寝る?」
「へっ、あ⋯⋯」
「⋯⋯よかったら、一緒に、寝ませんか」
「⋯⋯っ、いいん、です、か⋯⋯?」
「おれは、一緒に寝たい」
「⋯⋯っ」
ド直球だ。
まっすぐ見つめられてそんなことを言われて、断れるわけがない。
言葉にできなくて、コクコクと必死に頷く。
「⋯⋯じゃ、いこ」
「は、い⋯⋯」
寝室へと向かうせんぱいに着いていく。
せんぱいらしいシンプルな部屋。
予想通り、ベッドはかなり大きい。
「(ベッド⋯⋯)」
いざ目の前にあると、やっぱりすごく緊張する。
「さな壁側いきな。落ちないように」
「あ、りがとう、ございます⋯⋯」
ゆっくりとベッドに乗り上げると、硬すぎず柔らかすぎずでとても寝心地が良さそうだ。
せんぱいが寝転んだときに鳴ったベッドの音が、より緊張感を呼ぶ。