御曹司様、あなたの子ではありません!~双子がパパそっくりで隠し子になりませんでした~
エピローグ
一年後。私たちは念願の結婚式を挙げた。

都内にある格式高いホテルでの大規模挙式。まずはホテルの敷地内にある神殿で神前式だ。

私は白無垢を、皇樹さんは黒の紋付き羽織袴を着て、子どもたちもあわせて和装をしている。

もうすぐ四歳になる柚希と柑音。ふたりとも着物を「かっこいい」「おひめさま!」と気に入ってくれた。パパ似の黒く艶やかな髪、大きな漆黒の目が和装によく映えて、周囲からも似合うと大好評。

厳かな神前式で大人しくしていられるかと心配だったけれど、柚希は紅葉に手を握られ、柑音は蓮兄に抱っこしてもらい、無事に式を終えた。

次に行われる披露宴を前に、控室に来てくれたのは紅葉と蓮兄。子どもたちも一緒だ。

蓮兄はスーツ姿、紅葉は珍しく和装で羽織袴を着ている。

「「ママー!」」

子どもたちは裾が長くてちょっぴり歩きづらそうにしているが、それすらも楽しいみたいだ。

「ふたりとも、もうすぐお着替えだよ」

私と皇樹さんがウエディングドレスとフロックコートにお色直しするのにあわせて、子どもたちもドレスとスーツに着替えてもらう予定である。

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