きっとそれは幸せな夢だった
「じゃ、俺ちょっとこれ吸ってから行くから。咲良ちゃんは先戻ってな。」

「わかりました。」

「頑張るのもいいけど、無理しすぎんなよ。」

「大丈夫ですって、」


じゃあまた塾で、と私が片手を上げると

橘先生も同じように片手を上げて、あとでな、と笑った。


「………戻る前に自販機でコーヒー買おう。」


思った以上に満腹食べてしまったから

こっから眠くなる予感しかしなくて

私は塾までの道中にある自販機で、缶コーヒーを買ってから自習室に戻った。

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