きっとそれは幸せな夢だった
「あ、はいっ、大丈夫です。」

「おっけ。じゃあまた明日、楽しみにしてる。」


先生は家の前までは来ないで

気をつけてな、と私に手を振った。


「あれ、咲良。今帰り?」

「っ…、びっくりした、お兄ちゃんか。」

「そんなビビんなよ笑 こんな遅くまでやってんだな。」


ちょうど家の前で

反対側から帰ってきた兄と鉢合わせて

私は思わず動揺してしまった。

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