きっとそれは幸せな夢だった
「咲良おかえり。ご飯出来てるわよ。」

「お母さんありがと。あれ、お兄ちゃんは?」

「なんか電話かかってきたとかで部屋戻って行ったわよ。」

「なにそれー、程々で出てこいとか言ってたのに。」


私はまだ濡れてる髪をタオルで拭きながら

リビングのソファに腰を下ろした。


「最近毎日遅いけど、ちょっと頑張りすぎじゃない…?」

「大丈夫大丈夫、ちゃんと息抜きもしてるし。」

「ほんとにー?あんた昔からすぐ頑張りすぎるんだから…、お母さんに似たのかしらね。」

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