きっとそれは幸せな夢だった
「あ、そういえば明日ね、花火大会行くことになったんだけど…。浴衣ってクローゼットの中にあったよね、確か。」

「あるわよ。買ったけど1回くらいしか着る機会なくて、綺麗だと思うけど…。花火大会って、結莉ちゃんと?」

「あ、うん。夕方に着付けにきてくれるって、」

「結莉ちゃん着付けできるの?すごいわねえ。」

「結莉女子力高いから笑」


塾の先生と行くなんて母に言える訳もなく

咄嗟に嘘をついてしまった。

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