ワケありニートな年下ワンコを飼いました
「いま、買い出しへ行っているんです。今日はオープンから3時間貸し切りだったんですけど、思いのほか忙しくて」
「そうなんですか。すみません、そんな日に来てしまって」
一応、ガクくんには事前に連絡をしておいたんだけど。「全然大丈夫でーす!」って、とても軽い調子で返事がきたのよね。貸し切りのこと、ちゃんと把握していたのかしら。
「彩女さんなら、いつでも大歓迎です。ご覧の通りいまは落ち着いているし、ガクもご友人にお会いできるのを楽しみにしていましたよ」
いまはカウンターに座る私たちと、テーブル席のカップルが1組いるだけ。いつも通りの穏やかな空間だった。落ち着いているのなら、いいんだけど……。
「私は遠目でチラッと見たことがあるのよね、ガクくんのこと」
「え、いつ? どこで?」
凛子の言葉に、凌也が前のめりになる。
「年明けくらいだっけ。会社にお弁当を届けに来ていたところを、たまたま見かけたの。そのときは、まだ付き合っていなかったのよねー」
「へぇ。どんな男?」
「んー……特にイケメンってわけではない」
「さっすが、凛子さまチェックは厳しいねぇ」
凛子は自分が美人だからなのか、男性の見た目に対する査定が厳しい。確かにガクくんはイケメンという感じではないかもしれないけれど、愛嬌があるかわいい顔なのよ。
「そうなんですか。すみません、そんな日に来てしまって」
一応、ガクくんには事前に連絡をしておいたんだけど。「全然大丈夫でーす!」って、とても軽い調子で返事がきたのよね。貸し切りのこと、ちゃんと把握していたのかしら。
「彩女さんなら、いつでも大歓迎です。ご覧の通りいまは落ち着いているし、ガクもご友人にお会いできるのを楽しみにしていましたよ」
いまはカウンターに座る私たちと、テーブル席のカップルが1組いるだけ。いつも通りの穏やかな空間だった。落ち着いているのなら、いいんだけど……。
「私は遠目でチラッと見たことがあるのよね、ガクくんのこと」
「え、いつ? どこで?」
凛子の言葉に、凌也が前のめりになる。
「年明けくらいだっけ。会社にお弁当を届けに来ていたところを、たまたま見かけたの。そのときは、まだ付き合っていなかったのよねー」
「へぇ。どんな男?」
「んー……特にイケメンってわけではない」
「さっすが、凛子さまチェックは厳しいねぇ」
凛子は自分が美人だからなのか、男性の見た目に対する査定が厳しい。確かにガクくんはイケメンという感じではないかもしれないけれど、愛嬌があるかわいい顔なのよ。