ワケありニートな年下ワンコを飼いました
自分が家族以外の誰かと一緒に暮らすなんて、まったく考えていなかったな。しかも相手は恋人ではない、年下の男の子。
どうかしているのは分かっている。でも私は、彼に感じたシンパシーを信じると決めた。
ガクくんがここを出ていくのが、数か月後なのか数年後なのかは分からない。だけど彼はまだ若いし、これから先も希望に溢れているはず。
私はそのとき、どうなっているんだろう。少しは夢に近づけているのかな。
ううん、1歩ずつでも、必ず近づいてみせる。ガクくんに家のことを任せられるんだから、私は目標に向かって邁進するのみだもの。
きっとその間に、ガクくんも未来へと動き出す。この同居は、決して依存するためではないから。お互い前進するためのものだと、私は思っている。
「やっばー! こんなに柔らかくてジューシーなお肉、初めて食べた!」
届いたステーキを頬張ったガクくんは、ほくほく顔だった。よかった、奮発した甲斐があったわ。
「ここのお肉、美味しいでしょう? だけどいいお値段するから、特別なときだけね」
「じゃあ次は、クリスマスですね。あと1か月ちょっとだ」
そっか、もうそんな季節なのね。いつもは仕事でそれどころではなかったけれど、今年は少しゆっくりできるかもしれない。
「でもお店を手伝えって、涼介さんに言われそうだなぁ」
「当たり前でしょう。書き入れ時なんだから。ちゃんと働かないとダメよ」
そんな話をしながら、ふたりで美味しいお肉とワインを堪能した。
どうかしているのは分かっている。でも私は、彼に感じたシンパシーを信じると決めた。
ガクくんがここを出ていくのが、数か月後なのか数年後なのかは分からない。だけど彼はまだ若いし、これから先も希望に溢れているはず。
私はそのとき、どうなっているんだろう。少しは夢に近づけているのかな。
ううん、1歩ずつでも、必ず近づいてみせる。ガクくんに家のことを任せられるんだから、私は目標に向かって邁進するのみだもの。
きっとその間に、ガクくんも未来へと動き出す。この同居は、決して依存するためではないから。お互い前進するためのものだと、私は思っている。
「やっばー! こんなに柔らかくてジューシーなお肉、初めて食べた!」
届いたステーキを頬張ったガクくんは、ほくほく顔だった。よかった、奮発した甲斐があったわ。
「ここのお肉、美味しいでしょう? だけどいいお値段するから、特別なときだけね」
「じゃあ次は、クリスマスですね。あと1か月ちょっとだ」
そっか、もうそんな季節なのね。いつもは仕事でそれどころではなかったけれど、今年は少しゆっくりできるかもしれない。
「でもお店を手伝えって、涼介さんに言われそうだなぁ」
「当たり前でしょう。書き入れ時なんだから。ちゃんと働かないとダメよ」
そんな話をしながら、ふたりで美味しいお肉とワインを堪能した。