ワケありニートな年下ワンコを飼いました
「そういや僕の荷物って、どこに置いておけばいいですか?」
食事を終えたあと、ガクくんがバックパックを抱えながら言った。
「そうよね。ガクくんのパーソナルスペースも用意しなくちゃ」
「パソコンとタブレットが使えたら、別にどこでもいいです。家具もいらないし」
私の家は2LDKだけど、寝室の隣にある部屋は、いま段ボールだらけになっている。もともとそこは書斎にする予定なんだけど、本の整理も全然できていなかった。
「あ、そこでいいですよ、僕の部屋」
ガクくんは、リビングに隣接した6畳のサービスルームを指さした。もちろん、そこも段ボールの山なんだけど。
「サービスルームだから、収納もコンセントもエアコンもないわよ」
「大丈夫ですよ、荷物少ないから。それに扉を開けたらリビングのエアコンで十分だし、延長コードを引っ張ってくれば電源も確保できるでしょ。ここは彩女さんの家なんだから、ちゃんとした部屋は、彩女さんが使ってください」
確かに引き戸を開放すればリビングの一部のようになるし、コンセントも近いからそんなに不便ではない。でも図々しいのか謙虚なのか、ガクくんってよく分からないわ。
ひとまずガクくんの部屋(仮)の片付けは明日するとして、今夜はリビングで寝袋にくるまって寝てもらうことにした。
ひとつ屋根の下にいるというのに、自分だけベッドでぬくぬくと眠るなんて、少し……というか、かなり罪悪感があったけれど。
食事を終えたあと、ガクくんがバックパックを抱えながら言った。
「そうよね。ガクくんのパーソナルスペースも用意しなくちゃ」
「パソコンとタブレットが使えたら、別にどこでもいいです。家具もいらないし」
私の家は2LDKだけど、寝室の隣にある部屋は、いま段ボールだらけになっている。もともとそこは書斎にする予定なんだけど、本の整理も全然できていなかった。
「あ、そこでいいですよ、僕の部屋」
ガクくんは、リビングに隣接した6畳のサービスルームを指さした。もちろん、そこも段ボールの山なんだけど。
「サービスルームだから、収納もコンセントもエアコンもないわよ」
「大丈夫ですよ、荷物少ないから。それに扉を開けたらリビングのエアコンで十分だし、延長コードを引っ張ってくれば電源も確保できるでしょ。ここは彩女さんの家なんだから、ちゃんとした部屋は、彩女さんが使ってください」
確かに引き戸を開放すればリビングの一部のようになるし、コンセントも近いからそんなに不便ではない。でも図々しいのか謙虚なのか、ガクくんってよく分からないわ。
ひとまずガクくんの部屋(仮)の片付けは明日するとして、今夜はリビングで寝袋にくるまって寝てもらうことにした。
ひとつ屋根の下にいるというのに、自分だけベッドでぬくぬくと眠るなんて、少し……というか、かなり罪悪感があったけれど。