貧乏令嬢のポジティブすぎる契約結婚〜継母としてもがんばります!〜
(カトリーヌside)
* * *
カトリーヌはリュドヴィックが帰ってきたと聞いて、気持ちが高揚していた。
しかし、寄り添いながら眠るリュドヴィックとディアンヌを見ながら愕然とする。
ガリガリと爪を噛み、歯がギリギリと鳴った。
(あそこはわたくしの居場所になるはずだったのに……!)
カトリーヌはディアンヌがリュドヴィックと結婚すると聞いた時、怒りを通り越して呆れていた。
娼婦ではなく没落寸前の男爵令嬢だったらしいが、カトリーヌにはどっちも変わらない。
(あんな貧乏クソ女が、リュド様に相応しいわけないでしょう!? すぐに潰してやるんだから)
わけのわからない男爵令嬢よりも、侯爵令嬢で家柄も申し分ない自分の方がどう考えたって相手に相応しいのではないのだろう。
頭がよく美しいリュドヴィックに釣り合うのはカトリーヌしかいないのだ。
こうして彼のために尽くして努力しているのに、侍女長のマリアや他の侍女たちはいい顔はしない。
父も「そろそろ現実を見ろ」と、意味がわからないことを言うから強行手段に出てここにいる。
何人かの使用人はカトリーヌに魅了されて言うことを聞くが、味方は一部だけ。
ここにきて半年の間、リュドヴィックはカトリーヌを見てはくれない。
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カトリーヌはリュドヴィックが帰ってきたと聞いて、気持ちが高揚していた。
しかし、寄り添いながら眠るリュドヴィックとディアンヌを見ながら愕然とする。
ガリガリと爪を噛み、歯がギリギリと鳴った。
(あそこはわたくしの居場所になるはずだったのに……!)
カトリーヌはディアンヌがリュドヴィックと結婚すると聞いた時、怒りを通り越して呆れていた。
娼婦ではなく没落寸前の男爵令嬢だったらしいが、カトリーヌにはどっちも変わらない。
(あんな貧乏クソ女が、リュド様に相応しいわけないでしょう!? すぐに潰してやるんだから)
わけのわからない男爵令嬢よりも、侯爵令嬢で家柄も申し分ない自分の方がどう考えたって相手に相応しいのではないのだろう。
頭がよく美しいリュドヴィックに釣り合うのはカトリーヌしかいないのだ。
こうして彼のために尽くして努力しているのに、侍女長のマリアや他の侍女たちはいい顔はしない。
父も「そろそろ現実を見ろ」と、意味がわからないことを言うから強行手段に出てここにいる。
何人かの使用人はカトリーヌに魅了されて言うことを聞くが、味方は一部だけ。
ここにきて半年の間、リュドヴィックはカトリーヌを見てはくれない。