冷徹無慈悲なCEOは新妻にご執心~この度、夫婦になりました。ただし、お仕事として!~
クスリと笑って悠哉が付け足す。
「わかってないのは当人だけ。よくある話だよね」
それから、みんなであらためてリベタス成功を祈願して乾杯をする。
お開きの時間が近づいてきたところで、悠哉がスーツの内ポケットからカードのようなものを取り出した。
「はい。これは僕から、ふたりへの結婚祝いのプレゼント」
「プレゼント?」
櫂は受け取りつつも、ピンとこないようで首をひねった。
「このホテルのスイートルーム、予約しておいたから」
にっこり笑って悠哉は言う。櫂も咲穂も、目を丸くして驚いた。
「え、スイートルームって……こんな会社のみんなも、マスコミの方もいるのに」
咲穂は戸惑うが、悠哉は「だからだよ」と不敵に答える。
「ふたりがどれだけラブラブか、存分にアピールしておいたほうがいいでしょう? ちゃんと真実なんだしね」
悠哉の提案に櫂は力強くうなずく。
「そのとおりだな。ありがたく、もらっておく」
「あぁ。……二度と泣かせるなよ」
「もちろん。約束する」
招待客の見送りと後片づけを終えた、夜十時。咲穂と櫂は悠哉がプレゼントしてくれたスイートルームに足を踏み入れる。
「わぁ!」
正面の大きなガラス窓には一枚の絵画のような夜景が広がっている。
「綺麗ですね」
咲穂がうっとりとつぶやくと、隣の彼からは甘いほほ笑みが返ってくる。
「夜景より咲穂のほうが綺麗だけどな」
「か、櫂さん!」
慌てる咲穂を愛おしそうに見つめて、彼はクスリとする。
「一刻も早く、君を俺のものにしたいところだけど……その前にちゃんと話をしよう」
「はい」
「わかってないのは当人だけ。よくある話だよね」
それから、みんなであらためてリベタス成功を祈願して乾杯をする。
お開きの時間が近づいてきたところで、悠哉がスーツの内ポケットからカードのようなものを取り出した。
「はい。これは僕から、ふたりへの結婚祝いのプレゼント」
「プレゼント?」
櫂は受け取りつつも、ピンとこないようで首をひねった。
「このホテルのスイートルーム、予約しておいたから」
にっこり笑って悠哉は言う。櫂も咲穂も、目を丸くして驚いた。
「え、スイートルームって……こんな会社のみんなも、マスコミの方もいるのに」
咲穂は戸惑うが、悠哉は「だからだよ」と不敵に答える。
「ふたりがどれだけラブラブか、存分にアピールしておいたほうがいいでしょう? ちゃんと真実なんだしね」
悠哉の提案に櫂は力強くうなずく。
「そのとおりだな。ありがたく、もらっておく」
「あぁ。……二度と泣かせるなよ」
「もちろん。約束する」
招待客の見送りと後片づけを終えた、夜十時。咲穂と櫂は悠哉がプレゼントしてくれたスイートルームに足を踏み入れる。
「わぁ!」
正面の大きなガラス窓には一枚の絵画のような夜景が広がっている。
「綺麗ですね」
咲穂がうっとりとつぶやくと、隣の彼からは甘いほほ笑みが返ってくる。
「夜景より咲穂のほうが綺麗だけどな」
「か、櫂さん!」
慌てる咲穂を愛おしそうに見つめて、彼はクスリとする。
「一刻も早く、君を俺のものにしたいところだけど……その前にちゃんと話をしよう」
「はい」