誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
【2人の新しい命】
富城美来になってから、3ヶ月が過ぎ、幸せな日々は続く。
先生が帰って来るまで、英会話と医療秘書の勉強をして、宿直の時は、遅くまで勉強した。

先生は、早く帰った時や休みの時は、自分の勉強をしながら、私の勉強にも一緒に付き合ってくれた。
「美来、疲れたからマッサージして」
お礼にベッドで肩と背中をマッサージしていると、いつの間にか先生に啼かされていた。

でも、今日は・・・
「美来・・・」
先生が私の服を脱がそうとした時、
「先生・・・聞いて欲しい事が・・・」
手を握って、先生を止めた。
「後で聞くよ」
顔が近づいてきて、
「子供が・・・」
その言葉に、先生の動きが止まり、驚いた表情で私を見つめた。

「今・・・子供って?」
「もしかしてと思って、今日検査薬を使ったら、陽性でした」

先生は静かに私を抱きしめ、背中を撫でた。
「そうか・・・俺達の子供が・・・」
「先生・・・嬉しいですか?」
「当たり前だろ?」
先生は体を離すと、
「明日、早速、診察に行こうか。杉本先生は女医だから、俺も許せる」
真剣な顔して、先生らしくない答えが返って来て、おかしくなった。
「ドクターは、そんな意識は無いんでしょ?」
「今は夫だからな。同僚なら女医がいい。俺も同席するから」
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