誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
松木さんのプレゼントに着替えた後、ベッドの上で重なり合い、誰もが羨む先生を見下ろす私・・・
「こんなに可愛い妻に見下ろされるなんて、想像もしなかった」

私の頬を撫で、優しく微笑む先生の顔を見て、幸せが込み上げて涙が溢れ、先生の胸に涙が零れた。
「美来・・・」
「ごめんなさい。先生と出会ってからのこと、色々思い出しちゃって・・・」

先生は私の頬に伝う涙を、指で拭った後、
「医師として生きることを考えていた俺が、美来を好きになって、夫婦になって、家族が出来た。患者さんにも大切な人達がいる。より一層、医師としての使命を感じたよ。ありがとう、美来」
先生の言葉に、また涙が溢れて来た。

「まだこれからだ。来真の弟妹も欲しいし、美来にも色々な世界を見せたい」
「うん・・・」
「美来に出逢えて良かった。愛してるよ、美来」

体制を逆転させて、私を見下ろし、頬を撫でた後、大きな手を私の指に絡めた。
「美来も頑張ってくれたことだし、俺の番だな」
愛おしむようなキスに、ゆっくり深く繋がる先生に心も体も満たされていく。

「私も・・・愛してます。でも、私やっぱり、先生に応えられなくて」
「もっと自分の魅力を知ることだ。今日は美来に翻弄された。そうだ、月に1度は美来から誘うって、誓約書作ろうか?」
「それは・・・守れません」

私は先生の首に手を回し引き寄せ、強引に舌を絡ますキスをした。
「だって・・・月に1度は守れそうにないから・・・」
先生は少し驚いたあと微笑んで、
「楽しみにしてるよ」
それから言葉を交わすことなく、たっぷりと愛されて・・・
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