誓約付き!?期間限定の同居生活~不仲なはずの狼系ドクターは、義妹を寵愛する
― それから3日後 ―

今日も疲れた・・・
ようやく慣れて来たけど、まだ院内のことが分からない。
プリン・・・買って行こうかな。

『・・・太るぞ』
先生の言葉が頭を過ぎる。
私は、お腹を摩った。うん、大丈夫!
ふんっ!ご褒美に食べるだけで、毎日食べてるわけじゃない!
それに、先生のせいで食べ損ねたんだから。

今日は絶対間違えない。
上段、上段と・・・よしっ!今日は、間違えないようにと・・・

上段に置こうとした時、ガチャッ、とドアが開く音にビックリして、玄関を覗くと、天真先生が帰って来た。
「あれっ?今日は、家に戻らずに、そのまま宿直かと・・・」
「忘れ物を取りに来ただけで、直ぐ病院に戻る。ついでに、シャワー浴びるから」
「はい・・・どうぞ」

急に帰って来るからビックリしちゃった・・・
まぁ、直ぐに出て行くし、そうだ、プリン、プリン・・・

ようやく、プリンを冷蔵庫に入れようと、ドアを開けた瞬間、
「おいっ!ちょっと来い!」
先生の怒った声・・・私、何したの?
「は、はいっ!」
慌てて冷蔵庫にプリンを入れて、洗面室に向かった。

広い洗面室は、リネン棚の前に脱衣が出来るように、先生がカーテンを付けてくれた。

洗面室に入ると、カーテンを開けて、上半身裸でこっちを向いた先生が、仁王立ちしている。
「あのー、何か・・・」
「脱衣用の君の専用棚は、どっちだ?」
「はい、私は右側の棚です」

棚は2つに分けて、私が使う方は、蓋付きの籠を先生が用意してくれた。
「じゃあ、これは何だ?」
先生が指差した、先生用の左側の棚を覗くと・・・
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