逃げ道を探すには遅すぎた
部屋を見て混乱している二人に声をかける。英語はクソ親に無理やり習わされていたため、日常会話は問題なく話せる。英語を東洋人が話したことに、目の前の二人は心底驚いた様子だった。青髪の子が言う。
『あんた、俺らの話していることわかんのかよ』
『英語、勉強してきたからね。私は雪村雫。お名前は?君たちはどこから来たの?お父さんやお母さんは?』
私が訊ねると、二人は名前を教えてくれた。青髪の子がシャノン・ハーヴィー。金髪の子がウィリアム・メレディス。二人は混乱しているように顔を見合わせていた。
『僕は庭で剣術の稽古をしていたんです。そうしたら急に地面に穴が空いて、気が付いたらここにいました。お父様はお仕事でベルリンに行っていて、お母様は舞台をお友達と観に行っています』とウィリアム。
『俺は友達と遊んでたんだよ。そしたら地面に穴が空いてここに来た。親父は仕事。母親は生まれた時からいない』とシャノン。
ふんふんと頷いて話を聞いてきた私は、二人が何年生まれなのかを聞いてみることにした。
『あんた、俺らの話していることわかんのかよ』
『英語、勉強してきたからね。私は雪村雫。お名前は?君たちはどこから来たの?お父さんやお母さんは?』
私が訊ねると、二人は名前を教えてくれた。青髪の子がシャノン・ハーヴィー。金髪の子がウィリアム・メレディス。二人は混乱しているように顔を見合わせていた。
『僕は庭で剣術の稽古をしていたんです。そうしたら急に地面に穴が空いて、気が付いたらここにいました。お父様はお仕事でベルリンに行っていて、お母様は舞台をお友達と観に行っています』とウィリアム。
『俺は友達と遊んでたんだよ。そしたら地面に穴が空いてここに来た。親父は仕事。母親は生まれた時からいない』とシャノン。
ふんふんと頷いて話を聞いてきた私は、二人が何年生まれなのかを聞いてみることにした。