空飛ぶ海上保安官は、海が苦手な彼女を優しい愛で包み込む
ついに、彼が逮捕される。パトカーがホテルの前に止まったのは、きっと救助された御船伊を、ここで警察に引き渡す為だろう。
だけどまだ、御船伊も麗波もここにはいない。
『今、新しい救助者が助け出された模様です。救助隊に抱えられた救助者が、ヘリコプターへと吊り上げられていきます』
アナウンサーの声に振り向くと、画面には、吊り上げられてゆく人物が映っていた。あれは、御船伊なのだろうか。
『まだ、救助を待つ人がいる模様です』
『早く助かって欲しいですね』
コメンテーターが言う。画面には、未だ水面付近にいる三人の姿が映っていた。
一人は機動救難士のドライスーツだから、きっと彼らで救助者は最後なのだろう。
凌守さんも、無事に帰ってくる。そう確信し、安堵すると私は業務に戻った。
しかし、それからしばらくの後。窓の外から突如爆発音が聞こえ、思わずそちらを振り向いた。何も見えない。
「すみません、見せてもらえますか⁉」
思わず救助者の見ていたスマホを手に取り、覗き込む。船の三階部分から、炎があがっていた。
だけどまだ、御船伊も麗波もここにはいない。
『今、新しい救助者が助け出された模様です。救助隊に抱えられた救助者が、ヘリコプターへと吊り上げられていきます』
アナウンサーの声に振り向くと、画面には、吊り上げられてゆく人物が映っていた。あれは、御船伊なのだろうか。
『まだ、救助を待つ人がいる模様です』
『早く助かって欲しいですね』
コメンテーターが言う。画面には、未だ水面付近にいる三人の姿が映っていた。
一人は機動救難士のドライスーツだから、きっと彼らで救助者は最後なのだろう。
凌守さんも、無事に帰ってくる。そう確信し、安堵すると私は業務に戻った。
しかし、それからしばらくの後。窓の外から突如爆発音が聞こえ、思わずそちらを振り向いた。何も見えない。
「すみません、見せてもらえますか⁉」
思わず救助者の見ていたスマホを手に取り、覗き込む。船の三階部分から、炎があがっていた。