尚美~最後のレディース
小学生じゃあるまいし、いくら友達同士とはいえ、さすがに一緒のベッドには抵抗があったし、何より、真弓のベッドは本当に狭い。
「…なあ、
あんた本当はレズ?」
「いや、ノーマル」
「…あっそ」
私と真弓は一人っ子だったから、きっと、こんな風にずっと一緒に居られる事が、楽しくて仕方なかったのだと思う。
朝から晩まで365日、私達が、ずっと一緒に居る事に抵抗が生まれなかったのも、
きっと、相性なんて簡単な言葉じゃなく、
出会った当初に真弓が言った、運命みたいなモノを私も感じていたからだ。
「おし、完了。寝るぞ、尚美」
「ええ…私まだ眠くない」
「任せろ、羊数えてやる」
「…お前が先に寝ちまうだろ」
真弓はそう言って電気を消し、私達は狭いベッドに二人で入り、
こうして私は、真弓の家に居候する事となった。