華の咲きかた








「飲んだ後って、外の空気おいしいよね」



「あはは、ですね」








理由はわからなかったけど本当はこの時、

二人きりになるのが少しだけ怖く、一緒に帰る事に緊張していた。








「先輩…


京介、まだ一度も自分から私に電話くれた事がないんですよ…」



「え…そ、そうなんだ。

照れてるだけじゃねえの」








すぐに答えは分かった。



京介との話題になるのが、

後ろめたくて嫌だった。









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