華の咲きかた
その後。
街中をしばらく走った後、再び国道へ出て、
午前3時を過ぎた頃、私達は流れ解散する為に徐々に分散していき、
地元近くまで戻って来ると私達はいつものメンバーだけで走っていた。
「マドカ、レディース先に帰れ。
一応、二台だけ後ろに付けるから」
兄貴がそう言い、いつもの様に私達は先に逃がされ、
別のチームの男、一人と、兄貴のチームからは京介が私達の後ろに付いた。
「気をつけろよ、達也」
兄貴はマドカさんに片手を上げ、スピードを落とし、
私達は兄貴達がパトカーを抑えている間に先に逃がしてもらった。