華の咲きかた
「先輩〜」
拓真の部屋に遊びに来ていた京介がドアを開けた。
「お前…ノックくらいしろよな、一応レディーなんだからさ」
「あはは、綾先輩は?」
「昨日、静香さん達に飲まされまくってたから、まだ家で寝てんじゃねえ?
起きたら来ると思うよ」
「ふうん。
今日の夜さ、中央公園で遊ばない?
花火と酒持って」
「夜?私は別に良いけど」
そう言って優香を見ると、
優香は照れたのか、パッと視線を反らしマルメンの箱に手を伸ばした。
「優香も行くよね?」
「え…あ、はい…」
優香は京介と花火が出来るのがよっぽど嬉しかったのか、冷静を装った顔をしているが口元が少しニヤケていた。
「優香…タバコ逆…」