華の咲きかた
その夜。
二日酔いの綾を呼び出して私達がマンションの下で待っていると、
買い出しに行っていた京介と拓真達が帰って来た。
「綾先輩おはよう。
二日酔い大丈夫すか?」
「まだ気持ちわりーよ…
ジュースも買ってきただろうな京介」
「あはは、焼酎割るやつは買って来た。
行こう、乗っていいよ」
京介は綾と優香、どっちも見ずにそう言い、
私はとっさに綾をバブの後ろに乗せた。
「綾、行くよ」
「う〜い」
拓真達は原チャリを2ケツしてる為、必然的に優香が京介の後ろに乗るしかなく、
戸惑いながら私を見てオロオロする可愛い優香を私は笑いをこらえながら知らんぷりした。
すると優香はしょうがなく京介のFXの後ろにチョコンと乗り、
恥ずかしそうにそっぽを向いていた。
「では出発〜」
京介を先頭に、
私達は中央公園へ向かって走り出した。