華の咲きかた
「よう、達也ジュニア。
とうとう不良になったか。
花火持って来たの?」
静香さんが、拓真の金髪になった髪を撫でながら言った。
「うん、静香さんもやる?」
「バッ…
バカ拓真!敬語使え!」
私が拓真の頭を叩くと静香さんは笑っていた。
「あはは、いーって別に。
これじゃ少ねえからもっと買ってこいよ。
ついでに酒も」
静香さんはそう言って財布から五千円札を出した。
「え〜、
面倒くさいから嫌っす。
京ちゃんに頼んでよ」
拓真はいつも一緒に居る京介の喋り方が移ってしまったらしく、
敬語とタメ口がごちゃ混ぜになっていた。