華の咲きかた







拓真達が買い物袋を持って帰って来ると、私達は乾杯をして花火をやり始めた。







「美咲〜」



「はい?」







振り返ると、マドカさんがカメラを持っていて、私は写真を撮られた。






「あー、カメラ持ってきたんですか?

一緒に撮りましょうよ」



「良いよ。

夏美〜、写真撮って」







マドカさんが夏美さんにカメラを投げ、

私はマドカさんの隣に並んだ。







「撮るよ〜ハイ、チーズ」






夏美さんは撮るフリをして、お約束の自分の顔アップでシャッターを切った。






「先輩…

ちゃんと撮って下さいよ」



「冗談冗談、綾達も入れよ」



「あ、俺も原チャリにカメラ入れてある。

京ちゃん取ってきて」



「あのなあ…先輩をパシリにすんなよ拓真…」









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