華の咲きかた







二日酔いだった綾もその場の雰囲気に負け、結局また飲んでしまい、


みんなバラバラに花火をしたりお酒を持って歩き回って喋っていた。








「美咲先輩〜、

一緒に写真撮ろうよ」






京介が私の隣に来た。







「優香とでも撮ってろよ」



「もう撮ったよ、さっき。

綾先輩と三人で」







京介は隣に座ると私の髪を見てニコニコしていた。







「…なんだよ気持ち悪いな」



「なんでストレートに戻したの?」



「これ?

だってあれは卒業式だけのつもりだったし、なんとなくそのままにしてたけど、

なんかマドカさんと被って申し訳ないし」







私はほったらかしにしていた髪を、最近美容室でストレートに戻した。








「こっちの方が好き」



「……。」








ニコニコ笑いながらそう話す京介。




そんな言葉を貰っても、私はとっさに何て返せばいいのか分からないし、




そんな事よりも、

背中に感じる優香の視線が気になって仕方ない。








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