華の咲きかた








京介や優香達も夏休みに入り、この日は優香が私の家に来るというので待っていると、優香と一緒に綾も遊びに来た。










「…あれ、綾。

あんた今日バイトじゃなかったの?」



「バックレる〜。

つーか辞めるしあんな所。


オバサンの嫌がらせがハンパなくムカつく」



「…またかよ」








この頃、綾はどんなバイトも長続きしなく、

どこも一週間くらいで辞めては他のバイトを探す事を繰り返していた。







「だって今回はしょうがねえって、店長見てない所で私に文句ばっかつけてくんだもん。


暴れなかっただけ偉いと思うけど」



「あのなあ…

頭悪い私らから根性とったら何が残るってんだよ…


我慢しろよそれくらい」



「あはは、次からな」







ダメな先輩を目の当たりにし、優香もさすがに苦笑いするしかなかった。







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