人生 ラン♪ラン♪ラン♪ ~妻と奏でるラヴソング~ 【新編集版】
その1週間後、メルマガのタイトルを決めた。
『ゆり通信:共働き女性の喜怒哀楽』
これは担当者の発案だった。
企業名を出すよりも、発信者の名前を出す方が親近感が湧くのではないかというのが理由だった。
わたしはすぐに同意した。
乾は照れ臭そうにしていたが、それでも嫌とは言わなかった。
その2週間後、満を持して第1回のメルマガを発信した。
すると、とんでもない反応が返ってきた。
100を超える返信が届いたのだ。
余りの多さに目をむくほど驚いたが、手応えをずっしりと感じることができたことも確かだった。
その一つ一つに目を通していくと、夫や家族に対するものが多いことに気がついた。
特に、家事や育児を手伝ってくれない夫への不満が過半数を占めていた。
酒を飲んで夜遅く帰ってくる夫への辛辣な言葉も少なくなかった。
半面、自分自身に対することも綴られていた。
忙しくてイライラして、夫や子供に当たってしまう自分が嫌になるといった内容や、子育てに向いていないんじゃないかという不安だった。
また、上司や職場に対する不満も多かった。
上司との人間関係が最悪で、ストレスが溜まり不眠が続いていることや、残業が多くて帰宅時間が遅いので疲れ切って体も心も悲鳴を上げている、といった切実な内容ばかりだった。
乾はもちろんその返信をすべて読み込み、彼女たちの気持ちに寄り添ったメルマガを送り続けた。
するとメルマガへの返信数は増加を続け、それと共に売り上げも増えていった。
すべては順調だった。
『ゆり通信:共働き女性の喜怒哀楽』
これは担当者の発案だった。
企業名を出すよりも、発信者の名前を出す方が親近感が湧くのではないかというのが理由だった。
わたしはすぐに同意した。
乾は照れ臭そうにしていたが、それでも嫌とは言わなかった。
その2週間後、満を持して第1回のメルマガを発信した。
すると、とんでもない反応が返ってきた。
100を超える返信が届いたのだ。
余りの多さに目をむくほど驚いたが、手応えをずっしりと感じることができたことも確かだった。
その一つ一つに目を通していくと、夫や家族に対するものが多いことに気がついた。
特に、家事や育児を手伝ってくれない夫への不満が過半数を占めていた。
酒を飲んで夜遅く帰ってくる夫への辛辣な言葉も少なくなかった。
半面、自分自身に対することも綴られていた。
忙しくてイライラして、夫や子供に当たってしまう自分が嫌になるといった内容や、子育てに向いていないんじゃないかという不安だった。
また、上司や職場に対する不満も多かった。
上司との人間関係が最悪で、ストレスが溜まり不眠が続いていることや、残業が多くて帰宅時間が遅いので疲れ切って体も心も悲鳴を上げている、といった切実な内容ばかりだった。
乾はもちろんその返信をすべて読み込み、彼女たちの気持ちに寄り添ったメルマガを送り続けた。
するとメルマガへの返信数は増加を続け、それと共に売り上げも増えていった。
すべては順調だった。