御曹司たちの溺愛レベル上昇中
「改めて、小柳 琉衣です。小鳥遊く……颯くんと同級生です。宜しくお願いします」
「俺は小鳥遊 雪……高三です。小柳さんのことは村田さんや二人から聞いてた。こちらこそ、宜しくお願いします……」
雪さんの少し濡れたままの髪から見える瞳は柔らかな笑みを浮かべていた。
優しそうな人……。
「自己紹介できたみたいなので寝ますよ。あと雪兄さん、神出鬼没みたいなのはやめて、普通の生活サイクルで過ごして下さいよ?……じゃないとまた起こり得るので」
「え、でも……」
「小柳の料理美味いから、もったいねーよ」
「……がんばる」
三兄弟、御曹司が揃った光景をわたしは見つめていた。
身長は皆余り変わらないのかな……でも雪さんが少し大きい。
兄弟だけど、こう見ると皆性格バラバラな気がする……。
ツンデレさんな小鳥遊……颯くん。
ちょっと小悪魔っけのある……響くん。
優しい&おとなしめの……雪さん。
雪さんとも知り合えた今、わたしの生活は少しずつまた変わるんだろうな。
「いいから早く寝ようぜ」
「寝坊しても知りませんので宜しく」