御曹司たちの溺愛レベル上昇中



***



「……ねぇ琉衣さん?」

「ん?」

「ここ最近、颯くんなんかおかしくないですか?」

「え?そう?」


食後、課題の提出を忘れたとかで小鳥遊くんは自室へ戻った矢先、響くんが話を切り出した。


ソファに座って寛ぎながら、響くんの言葉にわたしと雪さんは顔を合わせる。


「雪兄さんはどう思う?」

「……おかしいというか、何か言いたそうだなぁって思う時はあった、かも?」


一応答えた雪さんだけど、自信がなさそうで。

響くんはわたしの隣でうーん、と唸っているし。


……なんだろ。


学校でも、ここでも、わたしはおかしいとか、何か言いたそうとか、感じたり思ったりはしなかった。

兄弟だからわかるもの、みたいなのがあるのかな。


まぁ、直接本人に聞けば済むことなのかも……でもこういうのって聞くに聞けないと思うんだよね。



小鳥遊くんが何を思ってるかわからないけど、

これは何かを感じてる二人にお任せしようかな……。




と、思ってたんだけど──

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