最強術者であることを隠して自由に生きようと思っていましたが現最強術者の花嫁になり溺愛されるようになりました
舞花の儀式は神崎で行われる。
特別に神崎の長が舞花をここで儀式をさせることを許可した。
舞花の周りには沢山の神崎の血筋の者達が。
儀式のための巫女服を身に纏う舞花は大勢の人達に見られる緊張で押しつぶされそうになる。
しかし、舞花は「大丈夫よ。私。」と心の中で呟き
一度息を吸ってはいた。

舞花は和気あいあいな学園生活を送りつつも
儀式のために裏で力をつけてきた。

今こそ力の成果を出すときなんだ。

覚悟を決めて儀式をする場所である
神崎の庭にある葉っぱのついていない大樹の前にやってくる。

この大樹に自分の力を込めた雫を落とす。
雫を落とした時に、もし桜を多く咲かすことができれば
強い力を持っていると表す。

満開に咲かすことができれば…
いずれは術者の中でも最強と呼ばれるだろう。


(…。)
集中して、力を込めた雫を作り出し
それを大樹に優しく落とした舞花。

大樹に自分の力を込めた雫を大樹に落とし
しばしの沈黙が流れた。

どうなるのかと思いながら息を飲む
神崎の血筋の者達。

そして舞花。
(お願い…。)
そう願った時だった。



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