最強術者であることを隠して自由に生きようと思っていましたが現最強術者の花嫁になり溺愛されるようになりました
次の日の朝
舞花が東風谷にやってきて一日が経った日。
「おはようございます。舞花様。」
「おはよう。」
正式に東風谷の召使いとして舞花の専属召使いとなった
凛花に起こされた舞花。
ベッドから起き上がり、凛花がベッドのシーツを整えている間に舞花は洗面所へ向かう。

洗面所で、凛花が舞花が起きる前に事前に用意していた桶いっぱいに入ったお湯を使って顔を洗う。
洗った後、歯木を使って歯磨きをして
やるべき事が終わった後、舞花はまた自室に戻る。
凛花が押し入れを開き1枚ずつクレナイ学園の制服を出して舞花に渡す。
舞花は、着々と制服の袖を通し
凛花に連れられて鏡の前に座り、凛花に綺麗に髪をとかしてもらった。
クシャりとしていた髪が綺麗に整った後
舞花は昨日と同じ居間の所へ向かった。

居間の襖を開けてもらうと、既に凪斗がおり
珈琲を飲みながら号外新聞を見てニヤリとした表情をしていた。
(何笑ってんだか。)
そう思っていると、舞花が来たことに気づき
目が合う。数秒呆然としていたが
表情をすぐに変え「おはよう。」と言い
舞花も返して言った。

朝食は、和風御膳。
舞花は昨日のように食事にありつき平らげていった。
それを遠目ながらも凪斗は見ていた。

食事を終えた後、舞花はお茶を飲みきりコップを置くと
この時だと言うように、凪斗が号外新聞を畳み
舞花の方に視線を向けた。
「もう学園へ行くんだな?」
「ええ。」
「車の手配はもうしてある。
外に出て車が止まっているからその車に乗っていけ。」
「分かった。」
昨日は歩きでいいのにと思っていた舞花だが凪斗の言っていた登校中に危険な目にあったらどうすると言われたことで考えを改めた。
確かにそうだと。人型の武神を持っている舞花だがそれ以上に強い妖や悪霊が出てきたら元も子もない。
花嫁として自覚を持たなければということで
送っていってもらうことを了承した。

それから舞花は、凛花から学園で使う鞄を受け取り
靴を履いた後、外へ出る。
目のの前に止まっている車の前にいる運転手がおり
舞花が出てきたことが分かればすぐに車の扉を開く。
それを見て舞花は車に乗り込み、運転手が車の扉を閉め
運転手席に座り、エンジンをかけ車を動かした。

「到着致しました。舞花様。」
東風谷から学園までは数十分程で着き
舞花は鞄を手に取りここまで送ってくれた運転手に手間を取らせたくないという温情から自ら扉を開く。
開いて出ていこうとすると
運転手から「いってらっしゃいませ」と優しく言ってくれ舞花もまた「いってきます」と返して車から降りた。



名門学園クレナイ学園へ入る門に入れば
「見て!舞花様よ!」
とふと女子生徒の声が聞こえた。
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