【ご令嬢はいつでもシリーズ5】悪役令嬢の厄落とし! 一年契約の婚約者に妬かれても、節約して推しのライブ予約してあるので早く帰りたい。だめなら胃腸薬ください!
メディナが眼鏡を押し上げながらのぞき込む。サラフィナが首を横に振った。
「いえいえ、子どもの頃のことって鮮明に覚えているものですわ。特に、いい思い出より悪い思い出のほうが。ぜひお詫びを送って差し上げたほうがいいと思います」
「メディナの言うとおりね。このリストの方々にはもれなく謝罪のお手紙を送ることにするわ。それで、贈り物はどういったものを送ればいいの?」
ヘティがポケットから紙を取り出した。