冷血硬派な公安警察の庇護欲が激愛に変わるとき~燃え上がる熱情に抗えない~
(なにこの恋愛シミュレーションゲームみたいな展開は)
女性はスタイルがよく、きれいな長い黒髪を下ろしている。
目鼻立ちの整ったかなりの美人だ。
大人っぽいが、大学生というから二十歳前後なのだろう。
清楚なワンピース姿でも、色気があふれているようなハイレベルの美女だった。
昔の大学の話に興味があると言った彼女を、多野元が同じテーブルに誘っている。
「私はコーヒーだけなんです。お食事中なのに、ご迷惑ではありませんか?」
「とんでもない。ひとりは寂しいと思っていたところだったので。よかったら、あなたもなにか食べませんか? ご馳走しますよ」
美女と一緒に食事ができる状況に、多野元は舞い上がっているようだ。
(まさか恋が始まらないよね?)
多野元には妻子がいるので、交際関係に発展すれば不貞になる。
それはお茶の間が好きそうで、収益に繋がる話題になりそうだが、葵のポリシーに反するので記事にする気はない。
不倫を暴いても誰も幸せにならないからだ。
(いや、ないでしょ。二十歳以上離れてそうなのに。それとも、おじさん好き? 最初から政治家だと知っていて、お金目当てに近づいていたりして)
向かい合って座ったふたりは楽しそうに会話を弾ませている。
女性はスタイルがよく、きれいな長い黒髪を下ろしている。
目鼻立ちの整ったかなりの美人だ。
大人っぽいが、大学生というから二十歳前後なのだろう。
清楚なワンピース姿でも、色気があふれているようなハイレベルの美女だった。
昔の大学の話に興味があると言った彼女を、多野元が同じテーブルに誘っている。
「私はコーヒーだけなんです。お食事中なのに、ご迷惑ではありませんか?」
「とんでもない。ひとりは寂しいと思っていたところだったので。よかったら、あなたもなにか食べませんか? ご馳走しますよ」
美女と一緒に食事ができる状況に、多野元は舞い上がっているようだ。
(まさか恋が始まらないよね?)
多野元には妻子がいるので、交際関係に発展すれば不貞になる。
それはお茶の間が好きそうで、収益に繋がる話題になりそうだが、葵のポリシーに反するので記事にする気はない。
不倫を暴いても誰も幸せにならないからだ。
(いや、ないでしょ。二十歳以上離れてそうなのに。それとも、おじさん好き? 最初から政治家だと知っていて、お金目当てに近づいていたりして)
向かい合って座ったふたりは楽しそうに会話を弾ませている。