春待つ彼のシュガーアプローチ

とは言っても、大型連休のお昼時。


近隣の飲食店も軒並み満席で入店までには時間が掛かりそうな状態。


テイクアウトのお店もあるけれど、この辺で座ってゆっくり食べられる場所がない。


あれこれ考えた結果、昼食後に来る予定だった市立図書館へとやって来た。


ここには併設されているカフェがあって、過去に何度か利用したことがあったのを思い出したからだ。


幸いなことに待ち時間も殆どなく入店することが出来た上に、二人揃って注文したカレーライスは凄く美味しくて。


急遽の予定変更になってしまったけれど、氷乃瀬くんが喜んでくれたから本当に良かった。


「こんな場所にカレーの美味しいカフェがあるなんてビックリした。そもそも図書館の中に飲食店が入ってることにも驚いたけどさ」


ランチを終えて図書館内も一通り見て回った後、私たちは外の芝生広場へ。


満足げな表情の氷乃瀬くんに、私も嬉しくなってしまった。


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