神殺しのクロノスタシス1
「彼女」は、私の言葉に耳を貸してはくれなかった。
人々から、大量の力を吸い取り続けた。
力を吸い取れば、人の形に戻るものだと思っていた。
でも、彼女は戻らなかった。
肉の塊だったものが、更に力を吸い取って、更に巨大な異形の化け物に成り果てた。
「う、嘘でしょう…?ねぇ…」
こんなの、彼女じゃない。
私の親友じゃない。
「助けてくれ!」
「魔法を止めて!これ以上は…」
里の人々が、私に向かって必死に訴えた。
私だって、そうしたいのは山々だ。
止められるものなら、今すぐにでも止めたい。
でも、止められないのだ。
これはもう、私の魔法じゃない。
彼女の…いや、この化け物の魔法になってしまっている。
「やめて!お願いだからっ…!」
私は「彼女」にすがりついた。
この異形が本当に彼女なら、こんなことはしないはずだ。
何よりも愛していた故郷の人々を苦しめるなんて、彼女は望まないはず。
しかし、「それ」は彼女ではなかった。
すがりつく私をものともせず、人々の力を容赦なく吸い取った。
「やめてっ…。お願い。やめてぇぇぇ!」
私の制止を振り切って、「彼女」は吸い取れるだけ吸い取って…。
力の全てを絞り尽くされた人々は、バタバタと倒れていった。
私以外の全ての人が、干からびたミイラのようになって死んだ。
後になって残ったのは、私と、そして人々から吸い取った命の力で、醜く肥え太った「彼女」だけだった。
人々から、大量の力を吸い取り続けた。
力を吸い取れば、人の形に戻るものだと思っていた。
でも、彼女は戻らなかった。
肉の塊だったものが、更に力を吸い取って、更に巨大な異形の化け物に成り果てた。
「う、嘘でしょう…?ねぇ…」
こんなの、彼女じゃない。
私の親友じゃない。
「助けてくれ!」
「魔法を止めて!これ以上は…」
里の人々が、私に向かって必死に訴えた。
私だって、そうしたいのは山々だ。
止められるものなら、今すぐにでも止めたい。
でも、止められないのだ。
これはもう、私の魔法じゃない。
彼女の…いや、この化け物の魔法になってしまっている。
「やめて!お願いだからっ…!」
私は「彼女」にすがりついた。
この異形が本当に彼女なら、こんなことはしないはずだ。
何よりも愛していた故郷の人々を苦しめるなんて、彼女は望まないはず。
しかし、「それ」は彼女ではなかった。
すがりつく私をものともせず、人々の力を容赦なく吸い取った。
「やめてっ…。お願い。やめてぇぇぇ!」
私の制止を振り切って、「彼女」は吸い取れるだけ吸い取って…。
力の全てを絞り尽くされた人々は、バタバタと倒れていった。
私以外の全ての人が、干からびたミイラのようになって死んだ。
後になって残ったのは、私と、そして人々から吸い取った命の力で、醜く肥え太った「彼女」だけだった。