神殺しのクロノスタシス1
これまでの試験では、私は少しも緊張することはなかった。
皆の前で見られながら魔法を使わされて、面倒だなぁと思うくらい。
どうせ一回戦か二回戦で敗退するのだから、期待しないのは当然だ。
しかし、今回は違う。
優勝とまでは行かずとも、ベスト8には食い込みたいところ。
最低でもベスト16まで行けたら良いんだけどな…と。
私はそう考えていたのだが。
アトラスさんは、
「シュニィ。頑張って優勝しような!」
優勝する気、満々である。
志が高いのは良いことだと思うけれど…でも。
高過ぎるのは、逆に良くないのでは?
「アトラスさん…。目標が高過ぎませんか?」
「高いことはないだろう。俺と、シュニィの魔法があれば、優勝だって夢じゃない。俺はそう確信してるぞ」
全く、この人の根拠のない自信は、一体何処に源泉があるのか。
一回戦も勝てないかもしれない…なんて鬱々としてるよりは良いけど。
「大丈夫だ、俺達なら勝てるぞ」
「はいはい。分かりました、優勝ですね」
「あぁ!優勝だ」
剣を握り締めて意気込むアトラスさん。
全く…子供みたいなんだから。
まぁ…でも。
この人と優勝出来たら、きっと嬉しいだろうな。
一生の思い出になることだろう。
「頑張ろうな、シュニィ!」
「えぇ。頑張りましょう」
私も、珍しく。
本気というものを出して、この人に背中を預け、この人の背中を預かってみようと思った。
皆の前で見られながら魔法を使わされて、面倒だなぁと思うくらい。
どうせ一回戦か二回戦で敗退するのだから、期待しないのは当然だ。
しかし、今回は違う。
優勝とまでは行かずとも、ベスト8には食い込みたいところ。
最低でもベスト16まで行けたら良いんだけどな…と。
私はそう考えていたのだが。
アトラスさんは、
「シュニィ。頑張って優勝しような!」
優勝する気、満々である。
志が高いのは良いことだと思うけれど…でも。
高過ぎるのは、逆に良くないのでは?
「アトラスさん…。目標が高過ぎませんか?」
「高いことはないだろう。俺と、シュニィの魔法があれば、優勝だって夢じゃない。俺はそう確信してるぞ」
全く、この人の根拠のない自信は、一体何処に源泉があるのか。
一回戦も勝てないかもしれない…なんて鬱々としてるよりは良いけど。
「大丈夫だ、俺達なら勝てるぞ」
「はいはい。分かりました、優勝ですね」
「あぁ!優勝だ」
剣を握り締めて意気込むアトラスさん。
全く…子供みたいなんだから。
まぁ…でも。
この人と優勝出来たら、きっと嬉しいだろうな。
一生の思い出になることだろう。
「頑張ろうな、シュニィ!」
「えぇ。頑張りましょう」
私も、珍しく。
本気というものを出して、この人に背中を預け、この人の背中を預かってみようと思った。