エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
夜景綺麗だなぁ。

「由莉愛ちゃん。こっち来な」

「え?

「俺の横」

「えっ?マジですか?」

「マジです」

躊躇ってたら手掴まれて引っ張られた。

「恋人ってのはね。こう言う時隣同士に座るもんなんだよ」

「こ、恋人…」

「だって彼氏と彼女ってことになってるからね。俺たち」

「は、はい」

まあそうかな。

崎本さんの横に座ると、そのままそっと肩を組まれる。

え?

「ムードあるシチュエーションって…こんなところだよ。由莉愛ちゃん」

「そ、そうなんですか?」

いつの間にか肩のところにある手の位置のせいか顔が崎本さんの方に向いてしまっている。
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