エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
こういうとこなんだよな。
結局女なんだよ。
必死にやってんのもさ。
俺が上司だからだろ?

「バイト?翻訳バイトなんてあるんすか?」

「まぁな。フランス語の堪能な知り合いがいたんだよ」

「うわ。それって女っすか?」

男たちがざわめく。

「フランス人?うわっ課長とお似合いだよ」

「ほんと。課長ならフランス人でもスペイン人でもいけちゃうじゃん」

酒が入ると好き放題いってやがる。

「そんなんじゃないよ」

俺は笑いながら、パリッと野菜スティックを口にほおりこんだ。
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