エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「い、嫌かな?」

「ウ、ウソですよね?」

「は?」

俺の渾身の告白をウソだと?

「いや…ウソな訳…」

「わたしなんかのこと好きになる訳ないじゃないですか?こんないらない子…誰も好きになんてなってくれる訳…」

あー…よっぽどその婆さん今生きてたら怒鳴りつけてやりたいな。
幼少期のトラウマは恐ろしい。
俺も同じだけど…
女を愛せないって…ずっと思ってた。
けど、由莉愛ちゃんの言葉で…救われてそれで…今俺は…

俺は由莉愛ちゃの両肩をガシッとつかむ。

「由莉愛ちゃんはいらない子じゃない。前言ってくれただろ?俺が女の子を愛せるようになってほしいって。あの時さぁ、青天の霹靂みたいに俺の中にズドンてその言葉突き刺さったんだ」
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