エリート商社マンはわたしの王子様~見てるだけで幸せだった推しの恋愛対象がわたしってどういうことですか?~
「そ、それは…」

ちょっと肩をすくめて縮こまっている。

「でも自分の身は自分で守らなきゃならない。いつも俺が助けてやる訳にはいかないからね」

こくりとうなづいて俺を見る。

心配だ。
けど自分の身を守れるのは自分だけ。
自分が気をつけるしかない。

「俺もほんとは守ってやりたい。メチャクチャ心配」

そして由莉愛ちゃんの手をそっと取った。

「崎本さん?」

いよいよだ。

「俺、由莉愛ちゃんのこと…好きみたいだ」

「え?」

めちゃくちゃ勇気いったのに、由莉愛ちゃんが固まってるのを見て愕然とした。

おいっ。
マジかよ。
俺拒否されんの?
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