君が愛おしくて。クールなエリートSPの甘く一途な溺愛事情
エピソード7
愛しい君へ
気持ちの良い日差しが降り注ぐ日、私たちは水族館に来ていた。
記念すべき要くんとの初デート。私は朝から気分が上がりつつ緊張もしていた。
「晴れてよかったね」
「そ、そうだね。風も心地よくて過ごしやすいね」
それもそのはず。横に並ぶ彼は、絵本の世界から出てきた王子様のように輝いている。
(何でこんなにかっこいいの )
ラフなジーンズにシンプルなシャツ、カーディガン。けして煌びやかな服装ではないというのに、どうしてこうも眩しいオーラがあるのだろう。
「ねえ、見てあの人」
「かっこいい……」
周りの女の子たちの視線も、要くんに向けられている。
(そうだよね、やっぱりかっこいいよね)
無意識に見つめてしまっていると、要くんがこちらを向いた。
「ん?」
首を傾げられ。
「どうしたの? そんなに見つめて」
楽しそうな笑みを浮かべた彼に、甘い声で問いかけられる。それだけで、条件反射見のように心臓が飛び跳ねる。
「な、何でもない……!」
耐え難くて、要くんから視線を逸らし俯く。
「え? なになに?」
そんな私をからかうように、要くんは背を丸め顔を近づけてくる。
「花音?」
楽しそうに囁く声が耳元で聞こえて全身が疼く。
その声は、私を素直にさせてしまう。
「っただ……」
「うん?」
「ただ要くんがかっこいいなって思っただけ!」
彼が聞いてくるから言ってしまった。
「……」
何も返答がないのを不思議に思い顔を上げると、思いがけなかったのか、要くんは驚いた顔をしていた。
「……好きな人に、奥さんに褒められるのって、こんなに嬉しいんだね」
そう言って、頬を赤くして微笑む要くん。
奥さん。その呼び方一つに心臓がぎゅっとなって、改めて、夫婦になれたことの喜びを感じる。
記念すべき要くんとの初デート。私は朝から気分が上がりつつ緊張もしていた。
「晴れてよかったね」
「そ、そうだね。風も心地よくて過ごしやすいね」
それもそのはず。横に並ぶ彼は、絵本の世界から出てきた王子様のように輝いている。
(何でこんなにかっこいいの )
ラフなジーンズにシンプルなシャツ、カーディガン。けして煌びやかな服装ではないというのに、どうしてこうも眩しいオーラがあるのだろう。
「ねえ、見てあの人」
「かっこいい……」
周りの女の子たちの視線も、要くんに向けられている。
(そうだよね、やっぱりかっこいいよね)
無意識に見つめてしまっていると、要くんがこちらを向いた。
「ん?」
首を傾げられ。
「どうしたの? そんなに見つめて」
楽しそうな笑みを浮かべた彼に、甘い声で問いかけられる。それだけで、条件反射見のように心臓が飛び跳ねる。
「な、何でもない……!」
耐え難くて、要くんから視線を逸らし俯く。
「え? なになに?」
そんな私をからかうように、要くんは背を丸め顔を近づけてくる。
「花音?」
楽しそうに囁く声が耳元で聞こえて全身が疼く。
その声は、私を素直にさせてしまう。
「っただ……」
「うん?」
「ただ要くんがかっこいいなって思っただけ!」
彼が聞いてくるから言ってしまった。
「……」
何も返答がないのを不思議に思い顔を上げると、思いがけなかったのか、要くんは驚いた顔をしていた。
「……好きな人に、奥さんに褒められるのって、こんなに嬉しいんだね」
そう言って、頬を赤くして微笑む要くん。
奥さん。その呼び方一つに心臓がぎゅっとなって、改めて、夫婦になれたことの喜びを感じる。